ドコモの「spモード」についてサービス開始前に一度まとめてみる

NTTドコモが2010年9月1日の午前9時より受付を開始するスマートフォン向けISP「spモード」について、サービス開始前に、今一度、契約方法や内容などについて、おさらいしてみたいと思います。
「spモード」は、対応するスマートフォンにおいて、iモードメールの送受信、インターネット接続、ドコモによるコンテンツ購入代金の決済サービス、無料のオプションとしてメールウイルスチェック、フィルタリングサービスを提供するサービスとなります。対応機種は、「Xperia SO-01B」「LYNX SH-10B」「dynapocket T-01B」「T-01A」「SC-01B」の5機種。
ではまず、具体的に、それぞれのサービスについて、まとめてみたいと思います。
メールウィルスチェックと、フィルタリングサービスに関してはそのままのサービスなので、リンク先のドコモのサイトをご覧下さい(笑)
■iモードメール
「spモード」を契約することにより何ができるようになるかというと、スマートフォンでドコモののメールアドレス(@docomo.ne.jp)の送受信ができるようになります。
今まで、新規契約や機種変更にて、スマートフォン上でiモードメールを使用したい場合、@docomo.ne.jpのメールアドレスを取得・維持する為に「iモード」の契約は必須でした。さらに、月額210円の「iモード.net」を契約。そのうえで、「iモード.net」のメールをスマートフォン上で送受信を可能にする「芋煮(IMoNi)」などのアプリを使用して、ガラケーとあまり変わらずに、iモードメールを使用する事が可能になるというものでした。
もちろん、プッシュメールなわけではないので、アプリのメール取得間隔の設定時間だけ、タイムラグは存在し、電池の消費量も取得間隔を短くすれば短くするだけ多くなってしまっていました。初心者にも敷居が高かったかもしれません。
それでは、今回の「spモード」により、メールの状況の何が変わるかかといいますと・・・
- spモードの契約により「@docomo.ne.jp」のアドレス取得が可能(iモード契約が不要になる)
- 公式アプリにより、spモードメール「@docomo.ne.jp」はプッシュメールに対応
という非常に嬉しいものです。メールアドレスの@docomo.ne.jpは今まで通りで、iモードメールという呼称から、spモードメールという呼称に変わるという認識で良いかと思います。微妙にspモードメールはiモードメールと内容が変わっています。
具体的には、
- 大容量添付ファイルを送れる(本文と合わせて10M以内、iモードは2M以内)
- 最大100人に同時送信可能
- メールウイルスチェックサービス(申し込み必須、利用料無料)
といったところが大きな違いになるかと思います。
注意事項としては、
- spモードメールはFOMA環境でのみ利用可能で無線LAN環境では使用不可
- FOMA・無線LANの両方で使用可能な環境ではメール受信通知のみで、実際のメール送受信はFOMA環境でのみ可能
- spモードのメール送受信は、ファミリー割引グループ内のメール無料の対象外
- ただし、iモード対応機種との送受信は、iモード対応機種側は無料
■spモードメールとiモードメールの比較
このspモードのメールサービスについては、spモードメールの公式アプリ「spモードメールアプリ」をダウンロードすることで利用できます。spモードメールアプリのダウンロード方法は以下の通りになるようです。
| Xperia | LYNX | dynapocket | SC-01B | T-01A | |
|---|---|---|---|---|---|
| アクセス方法 | ドコモマーケット経由 | ドコモマーケット経由 | ドコモサイト経由 | ||
| アプリ提供場所 | Android Market | Windows Marketplace for Mobile | |||
| ダウンロードに必要なもの | Googleアカウント登録 | Windows Live ID | |||
■インターネット接続
今まで、スマートフォンユーザーはパケホーダイダブルなどのパケット定額サービスに加入し、ISP(プロバイダ)である「mopera U」を契約して、パケホーダイの定額対象となるmoperaのAPN設定をして、インターネット接続をしていたと思います。しかし、「spモード」に加入すると、ISPとして、「spモード」が使用出来るようになり、spモードのAPN設定をすることによっても、パケホーダイダブルでの定額利用が可能となります。
ようするに、既存ユーザーは「mopera U」の契約が不要となり、spモードとパケホーダイだけで定額利用が可能になります。ただ、「mopera U」の契約を継続すれば、moperaのAPNやメールアドレス(@mopera.net)を引き続き利用することが可能。また、spモードは「ISPセット割」の対象ということです。「mopera U」+「spモード」で、ISPセット割の対象になるということですね。
Xperiaでspモードを利用するにはバージョンアップが必要になり、8月30日からPC経由で、8月31日から端末からバージョンアップが可能
になります。また、T-01Aでspモードを利用するには、Windows Mobile 6.5へのバージョンアップが必要になり、バージョンアップ前に利用したアプリは利用できなくなるとのこと。そのほかの対象機種はバージョンアップの必要はないということです。
以上で大きく変わる部分については、まとめられたかなと思います。自分でも書くことにより、かなり、わかった気がします。無線LAN使用時にメール受信できないのは痛いですね。。
次に追加されるサービスについては以下です。
■コンテンツ決済サービス
コンテンツ決済サービスは、スマートフォンでのコンテンツ購入代金などを、ドコモの毎月のケータイ料金と一緒に支払いができるサービス。
4桁のspモードパスワードを入力するだけで、簡単にコンテンツを購入できて、spモードから利用明細の確認が可能。
■料金について
料金についてですが、今まで、iモードメールと定額のインターネット接続を使用する為に、以下のオプションに加入していました。
- iモード(月額315円)
- mopera U ライトパック(月額315円)
- iモード.net(月額210円)
315円+315円+210円-315円(ISPセット割)=525円
今後は、「spモード」に完全に切り替えるとすると、
- spモード(月額315円)
で、月々200円安くなる感じですかね。
- spモード.net(月額315円)
- iモード または mopera U ライトプラン (月額315円)
なんて契約にすると、実はこれでもISPセット割が発生することになります。
ようするに、このパターンでも月々200円同じように安くなるわけです。
iモード解約と同時にspモードを申し込んだ場合、iモードで利用していたメールアドレスをspモード契約で引き継ぎすることができます。
iモードを契約したまま、spモードを契約すると、iモードのメールアドレスはそのままに、spモード契約には、iモード契約に付加されたメールアカウントとは別に、@docomo.ne.jpのアドレスが割り当てられる形となるようです。また、spモードで使用するメールアドレスの切り替えは可能なようです。
メールアドレスが2つになり、iモードで利用していたコンテンツも引き続き使用可能で、利用料金も変わらないので、個人的にはiモードを継続し、spモードの契約を追加するのをお勧めします。
色々書きましたが、間違いがあった場合、ご指摘下さい。
既存ユーザーのspモードの受付は、2010年9月1日の午前9時より電話(151)orドコモショップ受け付けとなります。
▼関連リンク
- iモードのメールアドレスがスマートフォンで使える「spモード」を9月1日から提供開始いたします(NTTドコモ)
- ドコモ、スマートフォン向け「spモード」9月1日開始(ケータイWatch)


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